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座る時間を減らすと寿命が延びる
- bpresearch0
- 2016年8月9日
- 読了時間: 1分
●多くの文献が座り時間と死亡リスクに関連性があり、身体活動量とは独立していることを示している。
●しかしながら、死亡リスクに対する座り時間の人口寄与割合、座る時間をなくした時の寿命がどのくらい伸びるのかについては、多くの情報はない。
●3時間/日以上の座り時間の、死亡リスクに対する人口寄与割合の調査が行われた。
●WHO加盟の54の国において、2002〜2011までの座り時間に関する54の調査に対し、メタアナリシスを行った。
●座り時間は全死亡リスクの3.8%を占めていることがわかった(433000死亡/年)。
●座り時間による死亡リスクは、西太平洋、ヨーロッパ、地中海東岸、アメリカ、東南アジアの諸国において高い値が観察された。
●仮にこれらの国で座り時間をなくした場合、0.2年の寿命が延長される。
●座り時間を減らすことは、活動的な生活スタイルの促進や、早死の予防にとって需要な役割を果たすだろう。

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