

運動量の多い高齢者は心疾患のリスクが低い
●高齢者にとって身体活動は心血管疾患を予防するために推奨されているが、特に75歳以上の高齢者においてそれらの関連性を明確に示した研究は少ない。これに関して、大規模な追跡調査の結果が出た。 ●1989年−1990年の間に73歳の心血管疾患のない米国人男女4207人がエントリー...


高齢者の歩行速度とアルツハイマー病リスク因子に関連性か
●アルツハイマー病のリスク因子と考えられているアミロイドベータ蛋白(Aβ)の脳内蓄積と、高齢者の歩行速度の関連性があるという。 ●軽度の認知機能低下があると歩行速度が低下することや、健常人の歩行速度低下と数年後の認知症発現が関連しているという報告は以前からあったが、アルツハ...


長時間の立ち仕事は健康に大きな被害をもたらす
●1日5時間立っていると慢性的で強い下肢筋肉の疲労につながり、運動制御・(特に腰部-股関節の)姿勢制御を変容させることで長期的な腰痛・筋骨格障害のリスクが高まる可能性があるという。 ●2時間以上の立位での作業は腰痛のリスクを増やす(Waters and Dick,...


座る時間が長い女性ほど、運動に関わらず、肥満や糖尿病になりやすくなる
●BMI30以下、心臓病およびII型糖尿病,癌のない女性50277人を対象として6年間の調査を行ったところ、7.5%の女性がBMI30を超えて肥満になった。また,1517人がII型糖尿病を発症した。 ●これら肥満と糖尿病の発生には,年齢,喫煙習慣,運動量,食生活に関わらず,...


座る時間が長いと、運動量と関係なく死亡と関連
●2012年発行のJAMA = The Journal of the American Medical Association = によると、45歳以上の被験者約22万人から得られたデータから、座る時間と死亡との関連が明らかとなった。...


高齢者の歩行速度の低下と死亡リスクの関連性
2009年11月発行のBMJ = British Medical Journal = によると、フランス国立保健医学研究所(INSERM)の研究グループは、高齢者の歩行速度の低下と、心血管疾患による死亡率の関連性を調査している。...


高齢者の歩行スピードと寿命の関係
2010年発行のJAMA = The Journal of the American Medical Association = によると、ピッツバーク大学医学部の研究チームが、65歳以上(平均73.5歳)の男女34,485人を対象に歩行スピードを測定し、その後、平均して1...


死神の歩行速度は?
2011年12月発行のBMJ = British Medical Journal = によると、オーストラリアのシドニーの研究チームが70歳以上の男性1,705人を対象に、5年間にわたって歩行速度と死亡率の関係を調査した。...